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桜島三景

  • honchikojisitenji
  • 2024年11月9日
  • 読了時間: 2分

このところ鹿児島に行く機会が2回あり、そのたびに桜島を望みました。

写真は垂水港から鹿児島港に渡るフェリーの船上からの南側からの山の姿。現在活動している北東側の火口から噴煙が上がっています。

こちらは鹿児島中央駅前のホテルからの桜島。西側からになりますが、ガラス越しで、画像が歪んでいますが、この時は奇跡的に噴煙が上がっていないようです。この後、どうも噴火があったらしく、その前の一瞬噴煙が途切れていたのかもしれません。

鹿児島はずっと桜島の噴煙とともにあります。このあと、桜島に渡るフェリーに乗りましたが、屋上デッキに出ている間、目がちかちかするなあと思ったら、噴火の際の噴煙に含まれる微細な火山灰が空気中に拡散して漂っているせいだそうです。この時は、次の写真でもわかるように噴煙は北西側に流れていました。

次の写真はフェリーで渡り、桜島を半周して、北東側の垂水の道の駅から現在活動している噴火口を望んだところです。噴煙が盛んに出ています。

鹿児島の地域創造は過去の火山活動の跡と現在の桜島の火山活動を避けては通れません。

この錦江湾は過去の大規模な火山活動でできたカルデラに海水が入って出来た湾ですが、岸から急に水深が深くなるので、カンパチの養殖が盛んなだけではなく、色々な魚種の漁が今も行われているようです。

シラスと言われる火山灰土壌の台地は水持ちが悪く痩せていて、水田には向かず、サツマイモなどを中心とした乾燥に強い畑作物が栽培されてきました。

黒牛、黒豚、黒酢、黒麹など黒が基調となる特産物はこのような自然、風土から生み出されているのです。

県は「南の宝箱」としてPRしています。

 
 
 

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