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地域創生とはあまり関係ないけれど…


京都迎賓館を見学してきました。

なかなか入手しがたい木材をふんだんに利用し、贅を尽くした木のおもてなし空間です。写真は藤の間という宴席を行う広間。左側の天然木曽ヒノキの扉の奥には舞台が設えてあり、雅楽や舞踊なども披露される場所。手前の鴨居の伸びる間口は23メートルあるそうです。鴨居はもちろんつないでありますが、柱で支えず、天井から鉄で吊っているのだそうです。

外国からの賓客をパーティーでもてなす場として、たいへん煌びやかな広間でした。全体の色調の中に木の色合いも落ち着いて溶け込んでいました。


こちらは和のもてなしのスペース、桐の間です。桐は日本政府のシンボルですので、国として賓客を迎えるのにふさわしい場としてセッティングされています。天井板は吉野杉、12mものとガイドさんが言っていましたね。とにかく、全館で天井板は何枚あったのかわかりませんが、ほぼ吉野杉だったのではないでしょうか。残念ながら京都産の木材は全く?使われていないらしいです。

しかし、木づかいに眼福、眼福。700年の欅の板戸なども素敵でした。


京都迎賓館は伝統的な日本の空間を醸し出すことを大事な役割としています。



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