お墓
- honchikojisitenji
- 3 時間前
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4月初旬の和歌山の風景ですが、ユキヤナギの花が盛りでした。
花の向うには墓地が見えます。
この地区の小さな共同墓地のようです。

人口、世帯数が減少している地方ではお墓の維持が大問題になっています。いわゆる墓仕舞いですが、家のお墓が此処から無くなれば、故郷に由来するいわゆる関係人口が減ってしまいます。此処を訪れる方が顕著に減っていくことになると思います。
この地域では高齢者の数が増えています。近所には、何と花屋さんが経営する新規参入の斎場ができていました。びっくりです。お葬式関連の仕事は増えているのかもしれません。今しばらく、お寺も存続するのでしょうが、さらに周辺部からこの地区に移住してくる人も含めて、地の人は先祖代々の墓に入るのでしょうから、新しい墓を建てる需要は無くなっていくものと思います。石材店などは減っていくのでしょうね。早い遅いはありますが、人口減少に従って地域から減る仕事というものは確実にあります。
此処は高野山の麓で、かなりの方が真言宗金剛峯寺派の信徒が多い地域です。お弔いやお墓参りには、シキミではなくコウヤマキの枝をお供えします。高野山の周囲の森林には、コウヤマキの枝を取る人工林があるそうですが、これもやっぱり減っていくのでしょうか?
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