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古代蓮の花



昨年6月の千葉公園の古代蓮の池です。

発見者の名前を採って大賀ハスと名付けられており、2000年前の地層から発見されたハスの種が発芽したものから育成されたクローンです。

植物の命はほんとに不思議です。種子の形で休眠していて2千年経っても命をつないでいるのです。そして、その命がこんなにも広がっているのです。

このような人の歴史とつながる自然史も地域の誇りや特色になり得ます。大賀ハスは千葉市の市花になっています。

千葉市は縄文時代の加曽利貝塚も有名ですし、ずっと遡りますが、およそ77万年前からおよそ13万年前の地質時代が、千葉県市原市で発見された地層にちなんでチバニアン期と名付けられました。地磁気の逆転が観察できる地層ということです。地質年代を分ける地磁気の逆転は生物、自然にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。ロマンが尽きません。

このようなロマンを感じる方にとってはこの地域は素敵な地域ですし、この地域に住まわれる方にも素敵な地域だと意識して欲しいと思います。

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