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伊太祁曽神社の桜

  • honchikojisitenji
  • 4月19日
  • 読了時間: 2分

和歌山を訪問したのは伊太祁曽神社の木祭りに参加するためでした。

伊太祁曽神社も桜が満開で、危ぶまれていたお天気も回復し、日差しもいっぱいでした。

伊太祁曽神社は日本全国の植樹・森づくりを行った林業の神様五十猛命を主祭神、その妹神で植樹を進めた大屋津姫命、枛津姫命の二柱を合祀した神社です。毎年、4月初めの日曜日に「木祭り」が行われます。木材産業の振興と木材に関連して働く方の安寧を祈願して参りました。住宅着工の停滞で、なかなか、商売が盛り上がらない木材業界が、何とか今年こそは仕事が増えるようになって欲しいと思っています。

森林は都市部にはなく、都市部の建物を建てるための木材の生産は、地方でなければできない仕事なのですが、戦時、戦後復興のための過剰な伐採で、たくさんの資源を失い、その後植えて育てる期間が長くかかったことで、地域の仕事としての木材の生産が衰退してしまっています。木の国和歌山でも同じ状況ですが、林業の神様、木の神様のご加護をいただいて、地域の産業、仕事として活気が出るようになって欲しいものです。このお祭りの次の日曜日に木材が持続可能な資源として、循環利用されていくことの象徴として、大阪関西万博の大屋根リングほか木造・木質のパビリオンがお目見えしました。きっかけになればと思います。


 
 
 

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