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伊太祁曽神社の木祭り

更新日:4月22日


4月の最初の日曜日、和歌山県の伊太祁曽神社の恒例行事、木祭りに参列してきました。伊太祁曽神社は木の神様とされている五十猛命を主祭神として、妹神で五十猛命と力を合わせて日本全国に木を植えたと伝えられる大屋津姫命、都麻津姫命を祀っている神社で、木の国和歌山のシンボルとなる神社です。祭礼では、木材業の全国団体として玉ぐしを奉納し、参拝客に向けて餅まきをいたしました。

桜も満開。当初の雨の予報を克服して、当日は穏やかな好天になりました。



木祭りには、和歌山だけでなく、大阪の木材業関係者の方々もお詣りに来ておられました。

お祭りは地域の創造に大きく寄与します。地域住民のつながり、地域の外の方達とのつながり、参拝客とのつながりを醸し出し、賑わいを創り出します。地の神様を敬う、誇りに思う気持ちは、地域の社会や文化を創り出します。

担い手、参加者不足でお祭りができなくなり中止するというニュースを聞くことがありますが、たいへん残念なことです。地域外の方の参加や支援をいただいてでもお祭りが引き継がれていければ良いと思います。木祭りは、お祈りと参拝が主体のお祭りで、神楽も巫女様一人が舞うだけなので、担い手不足というようなことで続けられないということはないと思いますが、お祭りに参加する木材業が廃れてしまわないように頑張らなければなりません。

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