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フォレストアドベンチャー

  • honchikojisitenji
  • 1月21日
  • 読了時間: 2分

年末に福井県池田町を訪れました。この町には、日本最大級と言える480mと510mの二つのジップラインを持つフォレストアドベンチャー施設「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」があります。

写真は、そのアドベンチャー施設の入り口の集落の雪景色です。山間部の集落です。

アドベンチャー施設は積雪期は休業ですが、宿泊施設は稼働させています。お客様が多く、新しいコテージを作りました。このフォレストアドベンチャーのお客様は、隣県の石川県からが多かったそうですが、昨年岐阜県に直接抜ける国道が開通し、名古屋などの中京圏からのアクセスが良くなったため、そちらからのお客様が増えているそうです。

舞台は山村地域なのですが、お客様は都市・都会の住民がほとんど。木材と同じで、需要は都市にしかないのです。このような森林サービスの展開には都市とのつながりが不可欠で、道といった物理的な交通の便だけでなく、人の心理的な距離も縮める必要があるのです。関係人口と言われる応援団を作るのもその手段ですが、そのためには、アドベンチャーの愉しみだけではなく、なぜか都市の人の心に懐かしい思いを生むおもてなし、といったものが必要なのではないかと思います。ここには、そのようなおもてなしを用意するのも地域の創造に必要なことでしょう。

 
 
 

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