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山の風景

写真は朝日を背に受けた大山(伯耆富士)です。山の西側から撮っています。独立峰なので、美しい山の形(影絵)がくっきりとしています。

前にも、山は観光や登山のシンボルとしても、地域のストーリーを表わす意味でも、地域創造の重要な因子です。日本では、高い山は春夏秋冬の景観が大きく異なるので、それぞれの季節に応じた風景や自然物が楽しめるのも重要です。独立峰である大山は、方向が異なれば山の形の見え方も異なりますし、麓の風景などにも違いを見ることができます。見た場所の記憶と山の見え方の記憶がつながっているということは旅行者にとっても重要だと思いますし、暮らす人々にとっても自慢の種、村の誇りとして捉えられるものです。

 山の姿に懐かしい記憶を呼び戻す力があるのは素敵です。

 日本では、どこでも、ほとんどの地域で山の姿を眺めることができるので、なおさらだと思います。


 加えて、高低差を利用した土地利用も地域の魅力になることがあるでしょう。寒暖差を利用した作物の収穫時期の違い、花や、新緑、紅葉、降雪などの自然の風景も重層的になるのではないかと思います。これも山の恵みの一つかもしれません。 


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