みかん畑
- honchikojisitenji
- 6月10日
- 読了時間: 2分
写真は和歌山県有田市付近のみかん山です。紀勢本線の電車から撮りました。
丘の中腹迄切り開いて、小さい尾根筋を残して畑にしているのは、みかんの生育具合もあると思いますが、無理のない範囲で作業ができること、作業用道路の敷設のコストや作業のコストを勘案した限界点を考えたものと思います。それも、時間的な推移で、場所によってはもっと高いところまで限界線が上がっているところもあるようです。機械力の発達などで限界線が動いているのだと思います。

写真左側の中腹に竹藪が見えますが、和歌山の海側では竹が珍しいように思っています。他地域では竹林が放置されて、山のてっぺんまで登っている光景をよく見ますが、和歌山の海側では、竹林が栽培されるようなところは、みかん畑、梅林、その他の果樹林になっている印象です。私のざっとした景観の感じなので、本当にそうかはわかりませんが…
以前の笠田の山の斜面もそうでしたが、しっかり、果樹などが栽培され、手が入れられてきたのだなと感心しています。地域の美しい景観を維持するためには、手入れをどれだけ続けられるかが鍵でしょう。これから、人口が減っていって手入れができなくなっていくと、地域の景観はどんなにくたびれたものになってしまうのでしょうか。
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