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能登ヒバプロジェクト

  • honchikojisitenji
  • 2023年5月6日
  • 読了時間: 2分

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先週、能登に出張してきました。江戸時代から、穴水から輪島の山にはアテ(ヒノキアスナロ)という木が植えられてきました。ヒノキアスナロはヒバという名前でご存じの方もいらっしゃいますね。青森には天然林、能登には人工林があり、この2か所に資源が集中しています。ヒバが使われているのは青森はもとよりですが、仙台や東京などにも流通してきました。また、金沢の街にも大きな需要があったようです。石川県内では、立木はアテ、丸太はヒバ、木材製品になったら能登ヒバという名前で流通しているようです。

黄色い心材が特徴的なヒバ。心材部分が多く、水や菌、虫に強い木材です。特徴的な香りが豊かですが、これはヒノキチオールという揮発成分の香り。私が子供のころから親しんだ大好きな香りです。ヒノキチオールとは言いますがヒノキには含まれていない成分です。抗菌、殺虫、殺蟻の効能が高く、ヒバの住まいには蚊が入らない、シロアリに喰われないと言われてきました。

この地域資源の能登ヒバをもっと使おうという地元の木材屋さんが取り組んでいるのが、能登ヒバプロジェクトです。

建築材としてだけではなく、様々な用途に使われるようブランドとして発信していこうとしています。今回は楽器としての利用です。すでにエレキギターとしては数量限定で販売されてきましたが、アコースティックギターにも総ヒバで挑戦。2023みどりの大使上村さや香さんに協力をお願いしました。たくさんの方の関心を呼んで、ヒバのブランド価値が高まってくれることを願います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/20c5f61bb97d458c0968bb7d3caabffe274f9728




 
 
 

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