空知100キロウォーク
- honchikojisitenji
- 2023年6月25日
- 読了時間: 2分

先週、空知100キロチャリティーウォークというイベントに参加して、100kmを完歩してきました。今回が5回目。もともと空知単板工業株式会社が主催していたイベントですので、その取引先である木材事業関係者の参加が多いイベントです。林野庁の職員も北海道森林管理局の職員を中心に参加してきましたし、東京の林野庁の職員の一部も楽しみにしているウォークラリーです。途中、7か所のチェックポイントと2か所の計測所があり、まる一昼夜27~28時間以内で100km歩くのですが、途中、地域の方々の応援もいただきながら、ひたすら歩きます。
歩きながら思ったのは、お遍路さん。四国八十八か所霊場巡りです。約1450kmを歩き、88か所の霊場を巡って煩悩が消えること、願いが叶うこと、弘法大師の功徳が得られることなどが動機となって、1200年くらいは続いています。巡礼者(お遍路さん)を休憩させる宿や食事、湯茶を提供する休憩所などが連綿と続いていると聞きます。江戸時代には、お伊勢参りや富士参りといった風習にもつながっていたと思われます。そのほかにも、このような庶民が参加する宗教的なイベントは、規模はそれぞれとしても各地方にあったと思われます。門前町という街が発達したほど人口、経済に大きな影響を持っていたわけですが、宗教が庶民のエネルギーを集中させる何かを持っていたということだと思います。庶民にとって生きることが苦しいことだったために、宗教は力を持ってきました。これは世界中に共通しているのだと思います。現代のSDGsの運動は宗教に代わるものとなるでしょうか?
現代において、庶民のエネルギーを集中させられるものは、スポーツやお祭り(カーニバルとか)ですが、ほかにも何かヒントはないでしょうか?
地域活性化のヒントが


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