皆様、こんにちは
- honchikojisitenji
- 2022年10月9日
- 読了時間: 2分
今、日本は人口減少時代に入り、次の世代を担う若い人が少なくなっています。高齢者の割合が増えている地域では、地域社会が維持されることさえ課題になっています。「ポツンと一軒家」というテレビ番組が放映されていますが、最寄りの集落の方達がしっかりポツンと一軒家のことを認識していらっしゃることが素晴らしいと思いますし、そのことがこの番組の取材を可能にしているのかもしれませんし、もしかしたら、番組の制作意図に、この地域社会のありようを伝えたいという意図があるのかもしれません。
この地域社会のありようが持続していかなければ、これからの日本はたいへん住みにくい国になっていくのではないかと思います。それは街においても同じなのかもしれません。それぞれの地域社会が人を元気にしていかなければ、日本が世界の中で居場所を得て、国際社会で出番を持つことができなくなってしまうのではないかと危惧しています。
今、日本においては、国連が定めた持続可能な開発目標(いわゆるSDGs)の実現が、個人においても企業団体においても重要な進むべき道として認識されています。このSDGsの考え方では、環境の持続、経済の持続、社会の持続がバランスをとって実現することが求められています。どの地域においても、環境、経済、社会の持続が危惧される状況を克服していかなければならないと思います。
私の長年の仕事は、森林、林業・木材産業、山村の振興・活性化でした。森林という環境を保全するだけでなく、森林の資源を活かした産業経済を発展させて、山村に住む方、住もうとする方が幸せになっていくようにしていきたいという希望を持ってやってきました。
ぜひ、たくさんの方の知恵と実践で、この希望が早く実現できますよう頑張っていきましょう。


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