皆様、あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

続木様、

年始早々のご投稿、ありがとうございました。

東京は穏やかなお天気続きで、北国の雪の大変さを思うと申し訳ない気持ちになります。山形県の鶴岡市では降雪由来の土中水分による地すべりでお二人が亡くなるという痛ましい災害も発生してしまいました。

今年の冬は気温がやはり２度ほど高くなっているのではないでしょうか。普段、湿雪の降らないところで湿雪のドカ雪が降り、私の実家の金沢では雪ではなく雨が降る日が多いようです。とはいえ、これからが寒さ本番です。今年の冬は寒いという3か月予報が出ていましたからね。皆様、お身体ご自愛くださいませ。電気や燃料代が高騰して家計がたいへんという話もありますが、どうか工夫して身体を冷やさないように気配りをお願いいたします。

年末年始の間に読んだ新聞記事に、日本の家屋は寒い（気密性、断熱性が悪い）という話がありました。梅雨の湿気や夏の暑さを過ごしやすくするために工夫された家づくりが基本になっていると聞きますが、いわゆるヒートショックにより高齢者等の命が危機にさらされるという事故が数多く発生しているので、家全体を温めるという工夫が必要です。省エネとかゼロエネルギーハウス（ZEH）とか難しいことが言われますが、第一に、住まい手が安全に暮らせるように家づくりを考えなければいけないでしょう。命を守るために家全体を温める方向で在来の軸組木造が進化していく必要があり、そのような住宅工法に向けて木材を供給していかなければなりません。そのようなことを考えたお正月でした。

それでは、皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。