津波からの避難家屋
- honchikojisitenji
- 2023年2月5日
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昨年秋に高知工科大学で開催された南海地震の津波からの避難などを勉強するシンポジウムで展示された避難家屋。隈研吾先生の設計でした。
これを津波が来ない高台、山間地にあちこち配置しておいて、津波発生時からの避難だけでなく、津波が街場を攫ってしまった後に農林業を被災後のとりあえずの生計とする場の仮設住宅として使うということを想定した木造家屋キット。地元の高知産材が使われています。
南海地震が近く起こることは確実視されています。西日本の海岸線は高い津波に襲われる可能性が大きく、東日本大震災以上に大きな人的被害が予想されています。発生時の防災対応だけでなく、被災後の生活をどう対応するのか、あらかじめ考えておくことができるはずです。日本の地方は再びの地震の被害から甦ることができるのか、心許なく思います。
そのために、自分たちで地震の被害から守るだけでなく、甦るための術も考えることが大事です。


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