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木の図書館が生み出すもの

  • honchikojisitenji
  • 2023年3月1日
  • 読了時間: 2分

これは昨年夏に金沢に帰省した時に見に行った竣工したばかりの石川県立図書館です。ゆったりとしたスペースの開架書棚、天井、一部の壁など内装にはふんだんに木材が使われていました。近年、図書館をこのように作り変えたり、新設したりする際に木材をふんだんに使っていただく例が増えているように感じます。地元産材を利用して作られることで、利用者にも地元の林業や木材資源に関心を持っていただく契機になると思いますし、その材の調達等に際し、コンクリートや鉄などの素材とは異なり、地域を回るお金の割合も高くなるでしょう。

図書館は他の公共施設と比べても利用者の滞留時間が長いですし、そもそも図書館の文化的な雰囲気が、書物以外にも、利用者が地域の木造という建築物を楽しむことと感度が合うのかもしれません。


ウッドファースト社会。建築に限らず物事をなす際に、まず木材を使うことを優先して考えることが当たり前というか習慣づけられた社会を意味しています。木材が生活・文化の中心にあった日本で、石油製品から作られるプラスチック、鉄、アルミ、ガラス、などさまざまな便利な大量生産できる素材にとってかわられたのが戦後の昭和、平成の世の中だったとすれば、令和は、木材が人間と環境を好ましい距離に置く素材として、私たちの社会生活や暮らしの中で使われる分野を拡大していく時代だと思います。

 
 
 

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