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大屋根リング

  • honchikojisitenji
  • 9月21日
  • 読了時間: 2分

関西・大阪万博に行ってきました。

リングのこの部分辺りの200mが残される最有力候補の場所です。左側が東口ゲートの方向です。


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こちらは、もう一つの候補の海側300mという場所。噴水ショーが見られますが、これも残す計画のうちなんですかね。


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いずれにしても、もともと10か月もてば良いということで設計されたものを半永久的に残そうというのですから、これはこれで大プロジェクトです。雨ざらしの木材は腐朽に弱く、長くはもちませんので防腐対策が必要になります。本当かどうか確認できませんが、漏れ聞くところによると、使われている集成材等の接着剤も屋外で長くもつものを必ずしも使っていないということで、強度的にも何からの補強対策が必要になるとのことです。特に、この海側は海水による基礎の浸食対策、劣化対策が二重に必要になるものと思います。

壊す部分の再利用も、同じ理由で、なかなか良いアイデアが出てきません。とにかく、建物に使うわけにはいかないようです。

リングはプロデューサーの今回の万博への思いが込められた構造物だったのですから、最初から(一部でも)残すように作っていれば、そんな大掛かりなプロジェクトにならずに済んだのに。大阪府知事がリングの様に感動して、これを残すようにとの方針転換したと聞きます。跡地開発のために更地に戻すことにこだわった地主さんの先見の明の無さが残念です。この跡地を使っていくうえでも、リングを残すことはレガシーとしての意味がある話だったのではないかと思います。夢洲と言われるこの地にどのような夢が創造されるのか関心を持って見ていきたいと思います。

 
 
 

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