バレルサウナで木材利用拡大
- honchikojisitenji
- 2023年3月11日
- 読了時間: 2分
写真は、昨年秋に伺った岐阜県白川町の木工メーカーさんが販売しているバレルサウナです。ヒノキの良い香りがしていました。


サウナの施設は、だいたいがお風呂の壁や天井部分は木材です。床も木材を敷いてあることが多いかもしれません。蒸気の熱や水分に長期に耐えられる素材ということだったのでしょう。北欧で使われた木材はヨーロッパアカマツでしょうかね。フィンランドなどではシラカバの枝先を束ねたヴィヒタとかヴァスタという道具で体を叩きながらサウナ浴をするそうです。これらの木の香り成分などの生命力を高めるものをヒトの体に取り入れようとしているのかもしれません。
森の香りを浴びることと同じように、木の香りを浴びることはヒトの心身に良い影響を及ぼすことがわかってきています。まだわからないことも多いですが、未病と言われる病気とは言えない状況の心身の不調を癒す病気の予防効果があるのです。
名古屋の木材を多用したビルを建てた会社のオーナーは、最上階に社員のためのサウナ施設(もちろんほとんどがヒノキの木の施設)を作ってくださいました。社員のため、山村地域のために素敵なことです。
このように、国民の皆様が木を使うことで健康になって、山村地域の活力にもなることで国全体が明るく元気よくなることができれば、日本はもっと素敵な国になるでしょう。


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